ホワイトビーチ案断念=普天間移設、徳之島が軸に−政府(時事通信)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で政府は12日、最終的な移設先として検討していた米軍ホワイトビーチ(うるま市)沖合を埋め立てる案を断念する方針を固めた。政府・与党関係者が明らかにした。今後は鹿児島県徳之島への訓練移設と、キャンプ・シュワブ陸上部(沖縄県名護市など)にヘリ離着陸帯を建設する案を組み合わせ、米側との本格交渉に入りたい考えだ。
 政府は当初、徳之島への訓練移転を進めつつ、当面はシュワブ陸上部に、最終的にはホワイトビーチにある勝連半島沖合を埋め立てた人工島に、二段階で移設することを検討していた。
 しかし、ホワイトビーチ案に対しては社民・国民新両党が反対しているほか、地元の議会や漁協の同意を取りつける見通しが立っていない。このため、実現は難しいと判断した。これに関し、与党幹部は12日、「そもそもホワイトビーチ案は一から無理だった」と指摘。政府関係者は「遠い将来の話で、今は徳之島が軸だ」と語った。
 ただ、シュワブ陸上部への移設には、名護市議会が全会一致で反対を議決。徳之島でも訓練移転への反発は強まっており、鳩山由紀夫首相が目指す5月末までの決着は、厳しさを増している。 

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